TVの終わり、そして始まり。(第7回)

それで、結局TV買いました。 昨年の10月にTVが壊れてiPadで代替していたのだが、結局TVを購入した。 購入したのは、SONYのBRAVIA KDL−32EX720。 壊れたのは、SONYのWEGA KD−28HR500Bだ。このWEGAのシリーズは、確かハイビジョン対応のSONY最後のブラウン管TV…

AmazonのCS対応は意外といいかも。

別に、Amazonをよいしょするつもりはないのだが、AmazonのCS対応は予想よりもよかった。一応ブログの中で本の紹介をする時は、Amazonのアフェリエイトを利用している。 Amazonの場合、米国以外は現金ではなくて、1500円分以上の報酬金額が確定した場合、…

TVの終わり、そして始まり。(第6回)

このお題も第6回目となった。ちょっと、というかだいぶ間が空いてしまったが。 Appleも次のTVを生み出すことに苦労している。 アイザックソン氏の"ジョブス伝"なかで、ジョブスは"TVを打ち壊す"と語ったものの、まだ具体的なアクションに移せていないようだ…

複雑系の世界

メラニー・ミッシェル著 "ガイドツアー 複雑系の世界 − サンタフェ研究所講義ノートから" の紹介です。 複雑系に興味がある方にはめちゃくちゃ面白い本です。ガイドツアー 複雑系の世界: サンタフェ研究所講義ノートから作者: メラニー ミッチェル,高橋 洋出…

Mac OS XがApple変革のキー

Apple Insiderの"The next ten years of Mac OS X"の記事を読むと、Mac OS Xの移植性の良さが、Apple変革のキーであることが良く分かる。 この記事に掲載された図と当時のAppleの動向を書き出してみる。Mac OS Xは、どの様に変貌を遂げていったのだろうか。 …

Publicness(パブリックネス)

明けましておめでとうございます。 今年も宜しくお願いします。さて、今年の第一弾は、ジェフ・ジャービス氏の"PUBLIC(パブリック)"だ。今の時勢ににふさわしい本だ。手応えのある一冊である。 パブリック 開かれたネットの価値を最大化せよ作者: ジェフ・ジ…

IBM 5つの未来予測 その2

前回に続き、IBMの未来予測について書きます。 ビデオを再度引用しておきます。 5年後の未来予測の第4番目は、"The digital divide will ceace to exit"である。 現在の世界の人口は70億人にも及ぶ。IBMの未来予測では、5年以内にこの地球の全人口の80%…

IBM 5つの未来予測

IBMが5年後の未来予測を発表した。 未来予測の項目は、5項目だ。 昔は、今後10年とかであったらしいが、最近は技術の進歩が激しく10年後では見通しがたたず、5年後になったらしい。 未来予測の5項目とは、 ・"People power will come to life" ・"You w…

iPadな日々 その5

どうやら、iPad3は、ジョブズ氏の誕生日である2月24日に発売される(かもしれない)。 iPad3は、当然のごとくRetina版だ。それにSiriも搭載されるだろう。 価格は据え置き、同時に今のiPad2はディスカウントされる。これは、今までのAppleのとってきた戦略…

Object-Cのお勉強

最近Object-Cのお勉強に忙しく、ブログの更新がままならない。 そんなわけで、Object-Cのお勉強について今回は書きます。 どうしても、iPhoneのアプリを作りたくて、iPhone OS(今となっては、iOS)の本を読みかじり始めたのは、2年近くもたつだろうか。 最初…

Steve Jobsの真髄

結局、Steve Jobsの真髄は、本質を見極めることに長けていた、ということに尽きるのだろう。 興味深い記事がある。 Guardianに投稿された、Stephen Wolfram氏の一文だ。 Stephen Wolfram氏がSteve Jobsに会ったのは25年も前のことだ。ちょうど、JobsがApple…

Apple Campus2

Apple Campus2 Projectがアップデートされたました。 またこの記事によると、新社屋にはソーラパネルが設置されます。環境にかなり配慮しているのが分かりますね。 記事から写真を引用します。こんな感じです。 また、上記のApple Campus2 Projectに関するHP…

iPadな日々 その4

iPadな日々も、その4となるとやはりアプリを紹介しないといけないだろう。 まずは、何と言っても"7notes"である。このブログの下書きも7notesで書いている。(と言っても、最近は手書きではなくもっぱらワープロとして利用しているが。) 7notesの驚きは、そ…

iPadな日々 その3

KindleFireが意外なほど、というかかなり頑張っている。 タブレットの市場で一気に、iPadに次ぐ第二位に躍り出た。 2011年Q4(10-12月)の出荷台数は、iPadの1860万台に対してKindleFireの予測出荷台数は390万台だ。三番手はSamsungの137万台である。 Kind…

iPadな日々 その2

iPadの購入には、最初は迷った。でも購入した後は手放せない。 これが、正直な感想である。タブレットの普及はまだまだこれからだ。大多数の人々は、タブレットの魅力に気付いていない。ただ、多くの人が、タブレットに魅力に気付きつつある。 そのせいか、…

iPadな日々

iPad2を購入したのは、7月の末だ。最初は、購入にかなり迷った。iPhone4も前年末に購入したばかりだし、iMacもバリバリ現役で頑張っているし、別にiPad2を購入しなくても困らないと感じていたからだ。 それが、どうにも我慢しきれず、7月の末に購入してしま…

iPad3は春発売か?

iPad3は、2012年春に発売される可能性が高くなりました。それもLCDパネルは、シャープの亀山第二工場で作られるらしい。 パネルの解像度は、iPad2のちょうど2倍の2,048×1,536だ。これであれば、iPhone4以降に採用されているretina版と同程度の解像度が得られ…

Siriがすべてを変える

もしかしたら、Siriが世界をすべてを変えてしまうかもしれない。Siri発表後、Microsoftは、うちだってSiriみたいな音声認識はやっていたんだ、それにSiriはたいしたことはない、と言っている。 そう言い放ったMicrosoftが目指した音声認識サービスは、こんな…

Swipeがもつ深い意味

iPhoneをお持ちの方なら、下の写真はお馴染みであろう。 この画面にある矢印の表示に従って、矢印をスワイプしてホーム画面を表示し、利用したいアプリを選ぶステップへと進むだけだ。 ちょっと気になる記事があった。 iPhoneの製品開発は、ジョブズの伝記本…

ジョブズがやり残した3つのこと

ジョブズの伝記作者であるウォルター・アイザックソン氏によれば、ジョブズにはやり遂げたかった変革が3つあったそうだ。 その3つの変革とは、TV、TextbooksそしてPhotographyだ。最初の2つまではよくわかる。まずは、TV。 TVは、ジョブズが長年に渡り変革を…

不可能を可能にする男、ジョナサン・アイブ

ジョナサン・アイブは、誰もが不可能と思えることも可能にするらしい。その実現するまでの凄まじさが、この記事からうかがえる。 five years ago, Apple (AAPL) design guru Jony Ive decided he wanted a new feature for the next MacBook: a small dot of…

Appleが成功した4つの理由

AppleのVPである Greg Joswiak氏が、20年以上に及ぶAppleでの仕事を通じて学んだことを "Silicon Valley comes to theUK"の中で、4つあげている。 4つとは、Focus(集中せよ)、Simplicity(本質を見極めよ)、Courage(果敢であれ)、Best(最善を尽くせ)である。…

TVの終わり、そして始まり。(第5回)

しばらくの間、TVのことばかり考えいたのですが、TVを取り巻く状況を俯瞰したく、志村一隆氏の"明日のメディア"を読んでみました。 志村氏には、"明日のテレビ"という著作もあります。これは以前おいらも読んでみましたが、米国のTV事情がうまく書かれていま…

TVの終わり、そして始まり。(第4回)

なんだかんだ言いながら、”TVの終わり、そして始まり。”も第4回目となった。 このお題でブログを書き始めたときから、偶然なのかただ気のせいなのか、海外ではTVを巡る話題が尽きない。 Googleは、コンテンツ配信に興味津々であるし、Sonyも新しいTVを生み…

TVの終わり、そして始まり。(第3回)

さて、GoogleTVは頓挫するのか?GoogleTVに賛同したLogitechはGoogleTV搭載デバイスの「Revue」の製造打ち切りを表明した。 確かGoogleTVはちょうど一年前に発表され、Logitechは年末商戦に期待をかけたが、結果は惨憺たるものであったようだ。 Logitechの損…

TVの終わり、そして始まり。(第2回)

前回はTVの思い出で終わってしまった。 TVの思い出は尽きないので、TVの思い出話ばかり書いていると、本題に入ることができないので、とりあえずTVの思い出話は今回やめておこう。ここ2週間ばかりTVを観ていない。 なぜって? それはTVが壊れたからです。 最…

Googleの尻に火をつけたSiri

どうやら、SiriはGoogleにとって危険な存在となる。 Googleの牙城である"検索"の勢力図をひっくり返してしまうかもしれないのだ。 Siriは、対応する言語が英語やドイツ語やフランス語といった制約もあるし、それにまだβ版なのだ。 それにもかかわらず、Siri…

A celebration of Steve’s lifeのColdplayに感激

ちょっと時間が空いたので、AppleのHPで公開されている"A celebration of Steve’s life"を観た。 約48分過ぎ位からIveのスピーチが始まる。 Iveのスピーチ内容については、こちらに書き下ろしがあるので参照されたし。 Iveのスピーチが終わり、約56分過ぎにI…

ジョブズの生き様を描きつくした、『ジョブズ伝 下巻』

『スティーブ・ジョブズ 2』読了。濃密で、ずっしりと重い一冊だ。スティーブ・ジョブズ II作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/11/02メディア: ハードカバー購入: 68人 クリック: 1,873回この商品を含むブログ …

TVの終わり、そして始まり。(第1回)

ここ数日で、ちょっと驚くべきニュースが流れた。 時代はこれほど変わったのか、と思わせるニュースだ。 日本を代表する家電メーカ2社が、相次いでPDP/液晶テレビの生産縮小を発表した。 発表はパナソニックが先行し、SONYが後を追うかたちとなった。 両メー…