iPadな日々 その5

どうやら、iPad3は、ジョブズ氏の誕生日である2月24日に発売される(かもしれない)。
iPad3は、当然のごとくRetina版だ。それにSiriも搭載されるだろう。
価格は据え置き、同時に今のiPad2はディスカウントされる。これは、今までのAppleのとってきた戦略なので、実現性が高い。

気になるのは、たびたびウワサにのぼる7インチサイズのiPadだ。
今の9.7インチサイズと比べて、7インチサイズはどの位の表示画面になるのだろうか。
ちょうどいい記事がある。
この記事のここから実物大の7インチサイズ(正確には、7.85インチ)の画面を見ることができる。
iPadで見ると、ちょうど実物大に表示してくれる。
こんな感じです。

今のiPadの画面に、フレームを含めた全体がちょうどおさまる大きさだ。
画面サイズも一回り小さい。
さて、どうでしょうか。やはりちょっと中途半端ですよね。
YouTubeやビデオやストリーミングのニュース画面を見るには少し小さい気がします。

ただ、この画面を見てどこかで見たサイズだな、と思ったのです。
そうです、Safariのリーダー機能で表示される大きさなのです。
写真で並べるとよく分かります。
まずは、7インチサイズのiPadの表示画面です。
赤枠が表示領域です。

次に、Safariのリーダー機能で表示した画面です。赤枠が、リーダーで表示される文字領域です。

どうです、横幅はピッタリ同じです。

Safariのリーダー機能は優れもので、非常に読みやすい大きさにテキストを表示してくれます。横幅がありすぎると、意外と目の動きが大きくなってしまいます。リーダー機能で表示される横幅は、目の動きもほとんどなく、読むことに集中できます。

Appleはおそらく分かっていたはずです。読むサイズは、7インチサイズがいいと。
それでは、何故Appleは7インチサイズのiPadを製品化しなかったのか。
iPadは読むためだけのデバイスではありません。
iPadは読むことも含めたデバイスだからです。

おそらくAppleは7インチサイズのiPadを製品化しないでしょう。