2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

”アンドロイドは電気羊の夢を見るか?”を読んだ。いわずもがな、フィリップ・K・ディックの傑作である。アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/…

ゼロの概念を習得したオウム

Dr.Ireane M. Pepperberg(ペパーバーグ博士)の”アレックスと私”の紹介です。 良書です。ヨウム(オウム科)のアレックスとの最後の別れの場面は、不覚にも涙してしまいました。アレックスと私作者: アイリーン・M・ペパーバーグ,Irene Maxine Pepperberg,…

サイバースペースはなぜそう呼ばれるか

東浩紀氏の本を始めて読んだ。”サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+”である。サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+ 東浩紀アーカイブス2 (河出文庫)作者: 東浩紀出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/03/04メディア: 文庫購入: 7人 クリック: …

Amazonはダークホースか?

最近Amazonの動向が気になり始めた。 まず驚かされたのは、Android向けのApp Storeをリリースしたことだ。Androidの躍進は目覚しいものがあるが、Android向けのApps StoreをAmazonがリリースしたことによって、Androidのマーケットがさらに活気づくのではな…

脳の科学史

日立製作所のフェローでもある小泉英明さんの”脳の科学史 フロイトから脳地図、MRIへ”を読みました。脳の科学史 フロイトから脳地図、MRIへ 角川SSC新書 (角川SSC新書)作者: 小泉 英明出版社/メーカー: 角川マーケティング(角川グループパブリッシング…

位置情報そしてソーシャル化

ちょっと前の記事になるが、あの”チェックイン”でおなじみのFoursqareのFounderであるCrowley氏のインタビュー記事がいい内容なので紹介します。 まず驚かされるのは、FounderであるCrowley氏が万事準備していたのが、”すべての携帯電話にGPSチップが搭載さ…

Gartnerの発表に見え隠れすること

先日GartnerからSmartPhoneのシェア推移予測が発表されたが、数日たって今度はTabletPCのシェア推移予測が発表された。記事から推移の表を引用する。 先日のブログでSmartPhoneのシェア推移予測をグラフ化し紹介したが、同じようにTabletPCのシェア予測をグ…

『メディア論』を読む(1)

『メディア論』を読む、第ゼロ回に続く第1回目である。今回は、”ペーパーバック版への序文”についてである。なにい〜!序文だって、早く本論に入れ。と言う方も多いと思うが、またこの序文の内容も読み砕くだけの内容があるのだ。たった6ページの序文であ…

今後のSmartPhoneシェア推移

GartnerからMobile Communication Deviceのシェア予測が発表された。 記事から抜粋した表を掲載しておく。 記事ではAndroidの躍進とMicrosoftの巻き返しといったニュアンスで書かれているが、果たしてそのようなことになるのか。 Gartnerが発表した数値をも…

『メディア論』を読む(0)

”マクルーハン”という名前や『メディアはメーッセージである』といったフレーズを聞いたことが、誰しもあるのではないだろうか。おいらもそのうちの一人だ。 マクルーハンってすごいな、と思ったのは、ニコラス・G・カーの”ネット・バカ(インターネットがわ…

ことばと文化

先日のブログで、今井むつみ著”ことばと思考”を紹介しましたが、引き続き”ことば”に関する本を紹介します。 鈴木孝夫著”ことばと文化”です。ことばと文化 (岩波新書)作者: 鈴木孝夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1973/05/21メディア: 新書購入: 9人 クリ…