2011-01-01から1年間の記事一覧

Jobs    逝く。

いつか訪れる時と思いつつも、これほど近き時とは思わなかった。 Jobs氏の訃報を知ったのは、ちょうど会社の昼休みどきであった。 PCWatchを見たら、Jobs氏逝去のニュースが目に飛び込んだ。最初は誤報か、と思ったが、Appleのホームページには、正式な逝去…

タブレットの可能性はまだこれからだ。

iPad2を購入して、約2ヶ月がたとうとしている。 7月の末に購入したのだが、当時iPad3が10月に発売のウワサもあり、ちょっと迷っていたのだが、待ちきれずに購入した。(注:iPad3の発売は、どうやら2012年になる見込みだ。来年にならないとA6のチップが量…

SonyのTablet-Sはどうなのよ?

SonyのTablet-Sが、発売された。ちょっと気になったので、近くのYAMADAデンキまで出かけてみた。 ありましたね、SonyのTablet-S。デモ機は先客がいてすぐに使えなかったけど、しばらく待ってからデモ機に触れることができました。 第一印象。軽い。でもちょ…

錯覚する脳

『錯覚する脳』を読んだ。前野隆司さんの著作である。錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった (ちくま文庫)作者: 前野隆司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/09/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る何…

注目は、iPhone5?いやiOS5だ!!

iPhone5の発表がまじかに迫っている。 発表時期が、10月5日だとか10月12日だとかのうわさもとびかっている。 それに画面のサイズが大きくなるだとか、ホームボタンが大きくなるだとかのうわさも絶えない。 でも、おいらが一番気になるには、iOS5なのだ。今の…

脳と言葉に関する二冊の本

脳と言葉に関する二冊の本を読んだ。 酒井邦嘉氏の"言語の脳科学"と正高信夫氏の"子供はことばを体で覚える"である。 それぞれ、刺激に満ちた本であった。 二冊の本は、2002年と2001年に刊行されており、今から10年ほど前の刊行物である。"言語の脳科学"は、…

Appleのブランド戦略

Appleのブランド価値が遂にGoogleに次ぎ、第二位となった。 昨今のApple製品の成功からすれば当然のことかもしれない。 Appleも遂にここまできたかと思いながら、Apple関係の記事を読んでいたら、ちょっと気になる写真が目に留まった。 記事は、こちらである…

知覚の正体

古賀一男氏の"知覚の正体"を読んだ。 副題は、"どこまでが知覚でどこまでが創造か" である。知覚の正体---どこまでが知覚でどこからが創造か (河出ブックス)作者: 古賀一男出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/06/11メディア: 単行本(ソフトカバー)…

Appleは、キャズムを越えた。

ジョブズも普通の人なのだ。 シロさんのブログに紹介された" My Neighbor, Steve Jobs "というブログの記事がある。原文はこちら。 ブログのライターは、Lisen Stromberg さんというお母さんライターである。 記事の内容は、次に様なものだ。(以下ブログの…

Amazonが仕掛けて来た。

最近の記事をみると、Amazonが仕掛けて来たな、と感じる。 この記事では、$200台の安価なタブレットをリリースすると予想している。 この記事では、安価なタブレットを呼び水として、Amazonで提供する商品の購入へ誘導することを狙っているとしている。 さて…

Appleの流儀

ちょっと、積ん読状態だったのだが、リーアンダー・ケイニー氏の"スティーブ・ジョブズの流儀"を読んだ。スティーブ・ジョブズの流儀作者: リーアンダーケイニー,三木俊哉出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2008/10/23メディア: 単行本購…

終わりが始まりを告げる.

Steve Jobs氏がAppleのCEOを辞任した。後任は、Tim Cook氏だ。 突然のことなので、ちょっと驚いたが、これまでに二度、Cook氏がCEOを代行したことを思えば、いずれ来るべき事が今来たのだという思いの方が強い。 突然の様に受け取られる辞任であるが、おそら…

iCloudの先にあるもの

本田雅一氏の「iCloudとクラウドメディアの夜明け」を読む。iCloudとクラウドメディアの夜明け (ソフトバンク新書)作者: 本田雅一出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2011/08/19メディア: 新書 クリック: 82回この商品を含むブログ (13件) …

赤ちゃんは不思議

赤ちゃんは不思議である。 赤ちゃんの不思義は、人間の不思議でもある。 赤ちゃんの不思議が分れば、人間の不思議も分るわけである。 そんな思いもあり、この本を手に取った。赤ちゃんの不思議 (岩波新書)作者: 開一夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011…

Appleの組織論

Appleの組織論というものが世の中にあまりない。 StebJobs氏のカリスマ性が強すぎて、Appleという会社自体にあまり焦点があたらないのだ。 Appleの組織がどのようなものか、垣間見ることができるのではないかという思いから、この本(『ジョブズ・ウェイ』)…

Smart Phoneの次はCloud Phone

最近のiPhone5に関するウワサの記事には、同時に発表される廉価版のiPhoneのウワサがセットになっている。 おいらが気になるのは、どちらかというと廉価版のiPhoneだ。 この記事によると、現在のiPhone4のキャリア渡しの価格は$600であるが、これを$400程度…

ジョナサン・アイブの気になる写真

Forbesが、もっとも革新的な会社を発表した。Appleは第5位だ。 この記事は、Forbesの順位付けに異を唱えている記事なのだが、おいらは掲載されているジョナサン・アイブの写真が気になった。 デザイナーというイメージからすると、ちょっと意外な写真である…

文明とエネルギー

養老孟司さんの"ぼちぼち結論"を読んだ。ぼちぼち結論 (中公文庫)作者: 養老孟司出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/06/23メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る養老孟司さんのベストセラーは、ご存知の通り"バカの壁"であ…

20歳のときに知っておきたかったこと。

"20歳のときに知っておきたかったこと"の紹介です。20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2010/03/10メディア: ハードカバー購入: 475人…

iPadはビジネスフィールドで活用できるのか。

iPad2を購入してまだ一週間も満たないですが、iPad2にはまり、"iPad知的生産の方法"という本まで読んでしまいました。iPad知的生産の方法 ビジネスフィールドでの検証作者: 松倉秀実,花村剛出版社/メーカー: インプレス発売日: 2011/06/24メディア: 単行本(…

iPhone5は何をもたらすのか。

iPhone5のウワサは絶えないけれど、最近そのリアルさが増してきた。 例えばこの記事では、iPhone用のカバーケースのCADデザインが掲載されており、iPhone5用ではないかとしている。このCADには、当然のことながら、iPhone本体のデザインも描かれている。これ…

Apple strategy and next step 2011

Apple strategy and next stepと題して、ちょうど一年半前にAppleの当時の状況からAppleの今後の戦略がどうなるかをブログで書いた。 一年半前というとちょうど初代iPadの発売がウワサされていた時期で、呼び方もいろいろ取りざたされていた時期だ。 あれか…

ついにiPad2購入

ついにiPad2を購入したのだ。 今週は、輪番制の夏季休暇でお休み。その代わりに先週は一週間でずっぱりであった。 ボーナスも思ったより少なかったのと、ブログでも書いたが、iPad3発売のウワサもあり、ちょっと購入を躊躇していたのだが、どうにも我慢がで…

ウィナーのサイバネティックスとマクスウェルの悪魔が救世主となる。

ノーバート・ウィナーの古典的名著である”サイバネティックス 動物と機械における制御と通信 ”が岩波文庫から出版された。岩波書店もがんばってくれてます。岩波書店には感謝します。本著の第1部は1948年に、第2部は1961年に書かれたものです。いまから60年…

次はiPhone nanoで決まり。そしてホームボタンよさようなら。

先日のブログでアイフォン四兄弟と称して、ホームボタンなしのiPhoneを夢想したのですが、これが現実的になるようなビデオがあります。ビデオでは、iOS5のβ3のバージョンでリリースされた機能を紹介しています。 まずは、ちょっとビデオを観て下さい。この…

イノベーターの時代

”スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション”の紹介です。スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション作者: カーマイン・ガロ,外村仁 解説,井口耕二出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2011/06/30メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 467回この商品を含むブ…

Apple TVが次のサプライズだ!

iPhone5やiPad3も気になるが、もっと気になるにがApple TVである。 ジョブズ氏は、まだホビーだよと言ったけれど、着実にApple TVによるサプライズの足固めをしている。 Google TVも不発に終わったが、Apple TVはそんな中、そこそこ売れている、らしい。(…

iPad3が10月に発売される!?

早くもiPad3発売のウワサが流れています。 情報のソースはDigiTimesです。この記事を読むと、iPad3と同時にiPhone5も10月に発売されるとしています。 気になるのは、iPad3の解像度です。iPad2では、残念ながらRetinaタイプではなくて、従来と同じ解像…

iPhone 四兄弟

6月6日のWWDC KyeNoteSpeechでは、残念ながらiPhone 5の姿を垣間見られるような情報はなかった。 ただ、その後、過去に報道されていたPhone5やiPhone 4Sと呼ばれるタイプのものが、噂として再登場している。 例えば、この記事によれば、9月には二つの…

世界屠畜紀行を読む。

内澤旬子さんの”世界屠畜紀行”を読みました。世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)作者: 内澤旬子出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2011/05/22メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 70回この商品を含むブログ (57件) を見る角川文庫で出…