iPhone 四兄弟

6月6日のWWDC KyeNoteSpeechでは、残念ながらiPhone 5の姿を垣間見られるような情報はなかった。
ただ、その後、過去に報道されていたPhone5やiPhone 4Sと呼ばれるタイプのものが、噂として再登場している。
例えば、この記事によれば、9月には二つのタイプのiPhone が発表されるという。
Android端末に対抗するための安価なモデルと正真正銘のiPhone 5の二つのモデルだ。
iPhone 4Sは廉価版との噂もあるし、iPhone 4のちょっと画面サイズを大きくしたタイプとの噂もあり、なかなか真相に迫ることが難しい。

そんな状況なので、ちょっと画面サイズの切り口から、次のiPhone がどのようになるかを夢想してみた。
おいらが夢想してみたのは、iPhone 四兄弟である。だんご三兄弟ではなく、アイフォン四兄弟である。
アイフォン四兄弟を並べてみる。一番左が現在のiPhone 4だ。次が噂されているiPhone 4S。その隣が、おいらが夢想したiPhone 4Lだ。そして最後が、iPhone mini。
四兄弟を並べてみると、意外とバラエティにとんでいい感じだ。

iPhone 4Sは多くの記事でいままで取り上げられてきたデザインだ。LCDパネルが、iPhone の横幅いっぱいまで拡大されたものだ。
最近は、電車の中でもよくSmartPhoneを使っている方を見かけるようになった。他の人が使っているSmartPhoneがどんな感じかちょっと気になり始めているのだが、画面サイズが大きいとやはり気になる気になる。iPhone 4SもiPhone 4と並べてみると画面サイズが大きくて見やすそうですね。

次がiPhone 4Lだ。これは、画面サイズをさらに大きくしたモデルだ。この際、ホームボタンなしモデルとした。
あれっ、ホームボタンなしだと不便ではないのか?と思われるかもしれないが、大丈夫だ。電源ボタンがあるし、マルチタッチをうまく活用すれば、問題は解決できる。
まず、最初のiPhone 起動は、ホームボタンの代わりに電源ボタンで実施する。起動したあとはマルチタッチを利用する。いまのiPhone では、一本指でタッチ、クリック、スクロール、スワイプの操作をし、二本指でピンチの操作をすることが基本となっている。三本指以上のマルチタッチジェスチャーは定義されていない。定義されていないので、二本指でも三本指でもスクロールやスワイプができてしまう。それにちょっとぎこちないが、三本指や四本指でもピンチの操作は可能だ。
最近Magic Trackpadを購入したのであるが、こちらは三本指以上の動作をうまく活用しているのだ。これをiPhone に活かさない手はない。三本指のスワイプまたは三本指のスクロールでホームボタンを押したと定義付けすればよい。四本指だと画面スペースの都合でちょっと操作しづらいので、三本指のジェスチャーを定義すれば、ホームボタンもいらなくなる。
というわけで、ホームボタンなしのiPhone 4Lが登場だ。画面サイズもiPhone 本体めいっぱいの大きさにできて、さらに画面が見やすくなる。これであれば、画面サイズでも他社の製品に引けをとらないだろう。

さて次は、iPhone miniだ。miniといっても画面サイズはiPhone 4と同じ大きさだ。先ほどのiPhone 4Lと同じでホームボタンなしモデルとなる。
アイフォン四兄弟を並べてみると、意外とiPhone miniもイケテル感じがする。手の中にすっぽりと収まってしまうので、非常にフィット感がありそうだし、ポケットに入れてもかさばらない。どことなく、ちょっとかわいい。女性にはうけるかもしませんね。