Apple TVが次のサプライズだ!

iPhone5やiPad3も気になるが、もっと気になるにがApple TVである。
ジョブズ氏は、まだホビーだよと言ったけれど、着実にApple TVによるサプライズの足固めをしている。
Google TVも不発に終わったが、Apple TVはそんな中、そこそこ売れている、らしい。(ネットで検索したが、昨年末で100万台を突破とのこと。いまはどれくらいまで販売台数がのびているのか不明だ。ケーズ電気でもいっときApple TVの店頭展示がなかったが、最近再開した。)
それでもって気になる記事があった。KinectiPadに応用したアプリの試作ビデオである。
おいらが最近のMicrosoft製品で、唯一爆発的な普及の可能性があると踏んでいたKinectiPadに応用したビデオだ。
ビデオはこちら。(ところで、何でMicrosoftKinectを応用した製品をもっと積極的に展開しないのか不思議だ。これほど可能性のある製品はめったにないのに・・・。)

KinectをうまくiPadに取り込んでいますね。これを試作したにのはLAANLABSという会社です。このLAANLABSという会社は、AR SoccerといARアプリもリリースしており、ちょっと注目しておく必要がありますね。

さて、気になるのは、記事の中で、Kinectリビングルームのエンターテインメントであり、Apple TVにはモーションコントロールジェスチャが組み込まれることになるだろう、と記していることです。
これは大いにあり得ることです。
まず、Appleの次のサプライズはリビングルームの制覇にあります。いまや、AppleはMobileの分野をiPhone で制しました。そして、iPadでリビングの中にも進出し始めました。そしておそらくリビングの王者であるTVの制覇を目指しています。

iPhone の成功は何によってもたらされたのでしょうか?それはマルチタッチジェスチャーによりもたらされました。UIに注目してみて下さい。マルチタッチジェスチャー以前は、PCのマウスであり、それ以前はPCのKBによるカーソル移動でした。
PCのKBによるカーソルの移動という”点”のUIからマウスによる”線”の移動へと進化し、今やマルチタッチジェスチャーという”平面”のUIが全盛を迎えようとしています。そして次は、モーションジェスチャーとい”空間”のUIが登場しているのです。Appleがこれを取り込まないはずがありません。

Apple TVは、おそらくこのKinect的なモーションジェスチャーの要素を組み込むことでしょう。
モーションジェスチャーの最大の特徴は、モーションジェスチャーにより、現実の人間がサイバースペースの中に入り込めてしまうことです。
そうなのです。モーションジェスチャーにより、リビングルームサイバースペースへの入り口へと変貌するのです。Apple TVがサイバースペースの入り口へと変貌するのです。これが、Appleの次のサプライズです。