ジョナサン・アイブの気になる写真

Forbesが、もっとも革新的な会社を発表した。Appleは第5位だ。
この記事は、Forbesの順位付けに異を唱えている記事なのだが、おいらは掲載されているジョナサン・アイブの写真が気になった。
デザイナーというイメージからすると、ちょっと意外な写真である。

UnibodyのMacBookを紹介している写真なのだが、背景から想像するに実験室の中である。
写真の左手奥にあるマシンは、どうもマシニングセンターと呼ばれる工作機器のようだ。
製品を紹介するとなると、ちょっと小綺麗なオフィスでの撮影が普通であろう。
でもジョナサン・アイブは違う。ジョナサン・アイブにとって、この部屋は愛着のある部屋なのである。この場所を選んだのは、ここでUnibodyのMacBookが生まれたからだ。
ジョナサン・アイブは、この部屋にこもり、デザインと実際の現物がどうなるかを見極めるために、幾度も試作を繰り返したのだろう。
日々、物作りにこだわっている姿が目に浮かぶ。
この写真一枚で、アップルの物作りに対するこだわりが伝わってくる。

ウェブをいろいろと調べたら、この写真の出どころにたどり着いた。出どころは、こちらのインタビュービデオのようだ。ビデオの後半から、上に掲載した写真と同じ背景が登場する。


もうひとつ、MacBookのUnibodyについて語る、アイブのビデオを紹介する。
ビデオの最後に、アイブが語ることばが印象的だ。
『外面よりも内面の方が美しいほどです』
何ていい言葉なのでしょうか。
ジョブズにしろアイブにしろ、自社のプロダクトを暑く語っている。自社のプロダクトを暑く語れるってことが大事なんですよね。