Marissa Mayer(マリッサ・メイヤー)は太っ腹。

Googleを去り、今ではYahooのCEOであるMarissa Mayerであるが、従業員全員にSmart Phoneを買ってあげちゃうという太っ腹な行為にでた。
記事はこちら。Marissa Mayer Just Gave Every Yahoo Employee An iPhone 5
和訳の記事はこちら。愛読しているAgile Catさんからの引用です。

それも、データ通信料と通話料も会社持ちだ。
太っ腹だね、Marissa Mayerさん!!


(相変わらずお美しい)

彼女が何を目指しているかというと、
" Ideally, we'd like our employees to have devices similar to our users, so we can think and work as the majority of our users do."
"Yahooで働く人が、Yahooのユーザとおなじデバイスを持つことによって、大多数のユーザがすると同じく、Yahooの従業員も同じ様に考え働くことができるようになること"なのだ。

ふむふむ、なかなか大胆ではあるが理にかなった決断です。
Yahooの社内でいままで利用されていたのは、BlackBerryのようだ。これは確かに世の中の流れて全く合っていない。
世の中の流れに社内ツールも合わせようという考えだ。この発想は良い。この自由さはGoogle的な側面もあるが、ユーザが日々何を体験しているのかを、社内の仕事の場でも常時体験し続けることは重要だ。

Marissa Mayerは従業員にSmartPhoneをただで配り、士気の向上をはかることだけをを考えているのだろうか。

きっとそうではあるまい。
おいらがMarssaMayerだったら、しばらくして全従業員にアンケートをとるね。
何故なら、Yahooの従業員数は、1万人以上だ。(2012年の4月に発表されたレイオフのニュースから逆算すると、レイオフ前は1万4千人あまりだ。2000人をレイオフした後は、1万2千人あまりとなる。)
この人員の行動は、世間の縮図と捉えられるだろう。
全従業員にアンケートを取ることによって、世間で(=世界で)実際何が起きているかがわかる。
当然仕事の時間とプラベートの時間で分けてアンケートをとる。
どの様な時にSmartPhoneを使用したか。一番使ったアプリは何か。一番のお気に入りアプリは何か。Yahooは利用したか。どの様な時にYahooを利用したのか。逆に、Yahooを利用しかったのは何故か。Yahooには、何が足らないのか。Yahooをどう改善すればいいのか。どんなサービスがあったらYahooを利用したくなるのか。

従業員全員にSmartPhoneをただで配っても、これらの情報が得られるのであれば、全く損はしないだろう。
個人の行動情報のログがいかに重要かは、Googleに籍を置いていたMarissaMayerであれば、それは十二分に理解しているはずだし、身に染みて分かっているだろう。

Yahooは、MarissaMayerによって、もしかしたら立ち直り躍進するかもしれないね。

ところで、おいらが一番気になるのYahooの従業員がどのSmartPhoneを選ぶかだ。
従業員が選べるのは、iPhone5(羨ましい)、Android、WindowsPhone8だ。この結果は是非とも発表して欲しい。
世間では、Androidのシェアが60%以上と抜きん出ているが、どれでも欲しいもの選んでいいとなったら、おそらくiPhone5になるのではないだろうか。

MarissaMayerさん。是非とも従業がどのSmartPhoneを選んだか、発表して下さいね!!