iPad2は世界の窓

iPad2の面白い使い方のビデオがありました。ちょっと紹介します。
CHCとうい会社が作成したビデオです。ビデオの題名は、"iPad 2 Window - Virtual Window Design”です。iPad2にフロントカメラが搭載されましが、このフロントカメラを利用して、Face Trackingを実行し、VirtualなWindowを実現するアイデアです。こんな感じです。

どうです。iPad2がRealなWindowに変身します。Windowの向こうには、様々な世界が広がっています。どのような世界を観るのかは、お手元のiPhoneで選択できちゃいます。
iPad2をディスプレイを目的として利用するのはいいアイデアかもしれません。iPad2は、パーソナルな使い方が今までは主であったのですが、もうちょっとパブリックな使い方ができそうです。フロントカメラが付いたので、単純なディスプレ以外に、このデモにあるようなFaceTrackingを利用したり、さらに顔認識や画像認識を利用してもっとインタラクティブな使い方ができそうです。 ディスプレイとインタラクティブなアクションを組合わせると、もっと可能性が広がるのではないでしょうか。
いくつかのアイデアが湧いてきました。
iPad2を車窓にするのはどうでしょう。iPad2に列車の窓から覗いた風景が流れていきます。iPad2からは音楽とガタゴトいう列車の音が響いてきます。ちょっと席を立つと、FaceTrackingを利用して、外の風景も実際の列車の窓から覗くように変化します。自宅で旅気分が味わえます。列車の旅が物足りない方には、宇宙の旅なんぞはどうでしょうか?火星の旅なんぞはどうでしょう。iPad2があれば、どこへでも出かけられます。
観光案内用のディスプレイにもいいかもしれませんね。これはARと組み合わせます。はとバスで江戸巡り、なんていうツアーはどうでしょうか。外人さんには人気になりそうです。ちょっと写真をGoogleで検索して借用します。日本橋界隈を訪れます。下の右の写真が現代の風景です。iPad2をかざすと左側の広重の浮世絵が現れます。画面をタップすると絵の中の人物が動き始めます。現代から江戸時代にタイムスリップして江戸情緒が楽しめます。さらにタップすると、当時の人気商店の説明が吹き出しで表示されます。さらにタップすると現代の風景が映し出され、人気商店の説明が吹き出しで表示されます。

フロントのカメラを利用して、広重の浮世絵の中に自分の写真を合成して、記念写真にしちゃったりできたらいいですね。
どうです。iPad2を世界の窓として捉えると、いろんなアプリに応用できそうですね。