パワーアップするiPad2そしてiPhone5

ここにきて、iPad2とiPhone5のリーク記事が多くなってきました。
リーク記事を総合すると、iPad2そしてiPhone5が強力にパワーアップするようだ。それもかなり真実味を帯びている。
私事ですが、iPhoneに関しては、昨年末、やっとiPhone3GからiPhoen4に乗り換えた。iPhone3GからiPhoen4に乗り換えなので、非常に満足しています。
iPhoenに対しては、iPhoen4で今現在非常に満足した状態なので、個人的には、今年はiPad2にかなり期待しています。
それに地上波デジタル化に伴い、TVの買い替えも検討せざるをえず、こちらも個人的にはAppleTVとの連携を想定してiPad2が気になります。
《追記:iPad2は2011年3月2日(日本時間3月3日午前3時)のApple Special Eventで発表された。》
《追記:Special Eventの詳細はこちら。
まずは、iPadiPhone関係のウワサの記事をいくつか紹介しておきます。
iPadiPhoneもそれぞれCPUがパワーアップだ!!
Exclusive The future of the iPad 2, iPhone 5, and Apple TV, and why Apple is shifting its mobile line to Qualcomm chipsets

グラッフィクスもパワーアアップされる。
Apple to pack ultrafast, dual core SGX543 graphics into iPad 2, iPhone 5

3D表現はこうじゃなくっちゃ!。飛び出すだけ能じゃない。
Rumor: Apple’s glasses free 3D devices to battle Nintendo 3DS?

そして一番気になるのは、iPadだ。
次期iPadの呼び名はどうなるのだろか?集計結果は、投票画面下にある、”View Results"をクリックして下さい。
What will Apple call the next iPad?

気になる機能であるが、一番気になるのは、やはりDisplayの解像度がRetina Displayになるかだ。
Retinaにしたらかなりコストアップか?でも欲しい。
Is this the iPad 2.0 display?

Retinaにしても、コンテンツがない?
iPad 2にRetinaディスプレイは無理―2048×1536のコンテンツなんかどこにもない

でもやっぱりRetinaだ。
iPad2は2048×1536画素か? iBookアプリ内に高解像度画像

でも無理か。それでも見やすさは向上するかも。
iPad 2、Retinaディスプレイを搭載せず?--海外報道

モニターもバイブレーション付き。ここまではいらないか。
Parts supplier selling purported iPad 2 screen, iPad vibrating motor

iPad2のうわさのまとめはこの記事が参考になります。
iPad 2の噂、総まとめ

さてさて、iPad2のお値段はいかほどになるのか?
iPadのコスト分析をちょっとしてみる。
発売前の、推定原価はこれ。
iPadのコストはいくら? 調査会社が予想

こちらが分解した結果からの推定原価。
iPadの16GBモデル、製造原価は推定259.60ドル〜iSuppliが分解調査

User-Interface-Focused iPad Changes the Game in Electronic Design, iSuppli Teardown Reveals

(注:iPhone3GSのコストiPhone4のコストも参考にした。)

このウェブに掲載された記事を参考に、iPad2の販売価格を推定してみた。(注:すべてWiFiモデルです。)
iPad2が発売される際には、どうしても廉価版のiPadが欲しいので、Entryモデルを設定した。Entryモデルは、実質iPad16GB品の値下げモデルである。(Android版のTabletに対する対抗として、安価なモデルを設定するのではないかと予想しています。これにより、Android版は常にAppleの安価なモデルの価格を気にする必要があり、Appleに取っては、よい牽制となります。それに、廉価版の購入者は、先々上位機種購入の潜在的ユーザとなってくれるはずです。ここで、思い切って廉価版を投入し、この”Tablet"という市場の裾野を広げると同時に、多くのAppleユーザ獲得したいわけです。)
iPad2には表示がスタンダード品とRetina品を設定した。それぞれ、Camera付き(Front&Back)、DualCPUである。
iPad2のコスト分析は以下の通りである。
ディスプレイは、iPhone3GSが$19.25(320×480)に対し、iPhone4は、$28.5(640×960)である。単純にRetinaは、ノーマル解像度品の1.5倍のコストでできている。
iPadの場合、ディスプレイ画面が大きので、歩留まりが悪化すると想定し、試算ではスタンダード品の3倍程度にRetina品のコストを設定した。
Cameraのコストは、iPhone4のコストから推測。
CPU(Micropcessor)は、DualCPUを想定。コストは1.5倍と推定。
NANDFlashは、製造プロセスが進み、30%程度コスト低減されると推定。
DRAMについは、現在の価格相当を反映した。
他の部品については、現行iPadのコストから価格低減が5%程度実施できると推定。

というわけで、結果を一覧表にしてみました。参考まで現行iPadのコストものせておきました。
原価率は、現行iPadと比較すると悪化する。ただこれは、現行iPadの原価率がよすぎる。Appleは現行iPadでかなり儲けたはずだ。開発費用も回収したであろう。iPad2は、原価率が60%近くになっても十分利益がでるはずだ。販売台数もアップするはずだし、原価率が60%近くなっても十分やっていける。
Entryモデルは$399(カメラなし)。
iPad2のスタンダードモデル(表示は現行iPadと同じ)は32GB品で$499、64GBで$599。
iPad2のRetinaモデルは32GB品で$699、64GB品で$799で販売する。
どうでしょうか。これだったら買いたくなりませんか?