iPad2の発表近し、そしてAppleの戦略とは。

次期iPadの発表が近い。2月1日とのウワサもある。
次の記事(Kevin Rose’s iPad 2 Predictions Are Unlikely, Here’s Why)では、2月1日発表説を引用しつつも、若干否定的な面もあるが(例年のAppleの新製品発表の時期とずれるのと、近々あるであろうVerizonからのiPheon発売の発表時期からあまりたっていない)、AppleがすでにiPadの製品化を完了しているのであれば、CESでも多数のタブレットPCが発表されたことを考慮すると、2月1日にiPad2が発表されてもおかしくない。そしてもう一つ重要なことは、あのマードックと手を組んだ、”The Daily"の発表も間近い(Steve Jobs to make appearance at January 19th launch of ‘The Daily’?)ということだ。
さてiPad2の新たなる機能はなにか?そしてAppleの戦略はいかに。
最低限2つのことが実現されるであろう。
まずは、画面の解像度のアップ。iPhone4ではRetina Displayと称して超解像度(これ以上人間の眼では細く見えない)のディスプレイを提供した。
おいらも昨年末に、3GからiPhoen4に乗り換えたが、表示画面のクリアーさに一番驚いた。このクリアーさを経験してしまうと、後には戻れないのだ。
10インチサイズでRetina Displayを実現するとなるとコスト面でアップする可能性があるが、現状のiPhone4の解像度(326ppi)とiPadの解像度(132ppi)を比べると、どうにもiPadは見劣りしてしまう。
それに、”The Daily "がリリースするとなると、”読む”(そしておそらく”観る”)ことのこだわりとして、iPhone4と同等の解像度を実現しないとJobs氏が常に気にする最高のユーザエクスペリエンスを提供することができないのだ。
画面の解像度はRetina Displayまたはそれに近い解像度になる。(そうならないと買いたくないな。)
続いては、やはりCameraだろう。BackとFront両方につくかはどうかとしても、Frontには絶対つく。FaceTimeの機能を使うとすれば、Frontにないと使えない。それにiPadエンタープライズの市場でもっと使おうとすれば、ビデオ会議をしたい訳けであるから、Frontには最低限必要だ。
解像度のアップとFrontCameraの実装は最低限の追加機能である。これが実現しないと、新しい顧客を獲得することは難しいであろう。
そして次が、”The Daily "である。
”The Daily"で提供されるコンテンツの詳しい内容のリークはほとんど無いが、Week単位の課金とかといった話題はさておいて、おそらく、ユーザにシームレスにニュースコンテンツを提供する戦略にでるのではないだろうか。
WeekDayの行動として、Home(Living)→移動→Officeのパターンが主となるが、このどのパターンにおいてもシームレスに視聴が可能となるのではないだろか。
それと、コンテツはTextとPicture意外にStreamingも提供するのではないか。
こんなシチュエショーンが想像されます。
Home(Living)では、朝起きてまずiPadで”The Daily "を読んでいる。ちょっと気になる記事やStreamingでニュースを視聴したいと思ったらた、AirPlayでLivingの大画面TVに映し出せば良い。(もちろん、AppleTVが必要だが。)
さてさて、Officeへ向かう時間だ。電車通勤であれば、”The Daily "でさっきまで視聴していた内容をそのまま引き続き視聴できる。車通勤であれば、音声出力で引き続きニュースの内容を確認できる。
Officeについたら、iMacで引き続き視聴ができる。(就業時間前までだけれどもね。まてよ、会社所有のiMacだと観れないか。そのときは、iPhoneで我慢しよう。)

最後に価格であるが、解像度アップとCamera付きが最低限機能追加されて据え置きされる(といいですね)。まー、フラッシュは32GBで、WiFiです。そうだ、忘れてた。CPUチップのA4はデュアルコアです。これで$499でどうだ!これだったら、ばんばん売れるぞ!!

もっと安くしてくれー、という方には、従来の解像度品が最低価格となり(フラシュは32GBまでアップ。Camera付き)、$399で売りだされる(かもしれない)。

あ〜。iPad2の発表が待ち遠しい!!