Mac Book Airは売れそうな予感。

MacBookAirがすごいよね。これは売れる。
まずは分解写真からどうぞ。(詳細のリポートはこちら。MacBook Air 11" Model A1370 Teardown

ティアダウン写真をみると、そのHWボードの少なさに驚かされる。内部の臓物のほとんどが、バッテリーが占めているのだ。ハードディスクドライもない。光学式ドライブもない。これだったら、薄いし軽くできる。まさにAirだね。
それでは、従来のMacBookAirと何が違うのか?従来のMacBookAirをみて衝撃を覚えた人は多いと思う。でもいざ購入となるとその価格の高さにひるんだのではないか。でも、今回のMacBookAirは違う。その価格を大幅に下げて、打って出てきたのだ。AppleはNoteBookにまた別の世界を作りだそうとしているのだ。なんとエントリーモデルは、88800円である。この価格設定はすごい。この価格帯であれば、ちょっとがんばって購入したくなる価格帯である。うーーん。MacBookAirは売れないわけがない。これは、ばかすか売れるぞ。
紹介記事を、ピックアップしておきます。
新MacBook Airは「インスタントオン」!? イベント会場で速攻チェック
これは使える!―新MacBook Air、7時間ぶっ続け試用レポート

さてさて、どうみても売れるMacBookAirであるが、この流れの先に何が待ち受けているのか。
おそら戦々恐々としているのは、光学式ドライブメーカもそうであるが、一番は、ハードディスクドライブメーカであろう。MacBookAirの成功を受けて、ノート系がHDDの搭載からFlashメモリ搭載へシフトする可能性は高い。ハードディスクドライブメーカは、打撃を受けるだろう。FlashモリーはHDDに比べてビット単価が高いが、低容量帯であれば十分価格でも太刀打ちできる。HDDのボトムプライスは、$50前後なので、この価格帯でそこそこの容量をFlashで提供出来れば勝ち目はある。(残念ながらまだこの価格帯にFlashメモリは突入していない。)
PCサイドに大容量の記憶媒体が必要なのか、といった議論がある。インターネット接続が当たり前のこのご時世に、PC側に大容量の記憶媒体が必要なのだろうか?クラウド化した世の中に、PC側に大容量の記憶媒体が本当に必要なのだろうか?
MacBookAirの成功は、またPCの世界を変革するのかもしれない。