米CNETが選ぶビッグニューストップ10。

米CNETが、ここ10年間の重大ニュースを発表した

1.Hewlett-PacardがCompaqを買収
今やPCおよびServerのトップ企業となったHPであるが、10年以上前は、計測器やプリンタを中心にビジネスを展開していた。基礎研究にもかなり力を入れており、HP Jarnalとかも定期的に発行していた。光ファイバーが流行り出した頃、プラスチック光ファイバー用の発光受光素子も製品化をしていたな〜。
HPで思い出すのは、やはりCEOだったCarly Fiorinaさんである。美人でありながら剛腕。アメリカってスゲーと思った。ニッポンじゃあ、あり得ないもんね。そもそも、HPの創業者一族の反対を押し切っての合併だから凄い。HPといえば当時も名門企業だものな。その反対を押し切ってしまったんだ。Carly Fiorinaさんとは全くすごい女性である。

2.Microsoftの BillGats氏退任
う〜ん、この業界から身を引くとは思っていなかった。今は慈善団体の活動が中心か。

3. Google YouTube買収とSNSの本格化

社会現象(文化)としては根付いたが、ビジネスに結びつくのはまだこれからだ。

4.従来型新聞の衰退
これはかなり深刻であるが、きっとApple Tabletが救ってくれる。

5.Yahooの迷走
うーん、Yahooは今後どうなるのか?旧来の検索サービスだけでは生き残れないよな〜。

6.iPhone登場
やっぱiPhoneって凄いよね。おいらも今年のゴールデンウィーク前にiPhoneユーザとなったが、世界観が一変してしまった。それ程凄いのである。但しこれは実際に体感、体験してみないと分からないだろう。
iPhoneが発表された当時は、何がいいのか正直わからなかった。Steve Jobsの発表プレゼンのビデオを観ても、何がいいのかピンとこなかった。Steve JobsKeynote Speechの冒頭でも話しているが、iPodとPhoneとInternetが一つになったDeviceと言っている。ただ、これだけだとその革新性を言い尽くせていない。最大の革新性はそのUIにある。Sensorを取り込んだことによって、操作者の動作に合わせてDeviceをコントロールできる。それに何と言っても、Multi-Touch UIである。
JobsもSpeechの中で、”Revolutionary User Interfaces”として、その進歩を、Mouse ☞ Click Wheel ☞ Multi-Touch と位置付けている。

全Speechはこちらを参照されたし。
YouTubeのビデオはこちら。全部は映っていません。


7.ドットコムバブルの崩壊
バブルとは、いずれはじけるものである。

8.Microsoftと米連邦政府の和解
独占禁止法訴追が、Microsoftの大きな足枷となったのは間違いない。
Googleも、今後同様な危機に見舞われるのだろうか?

9.iTuneの成功
AppleはiTuneの成功により、自社独自の、コンテンツ配信ルートと課金システムを手に入れたのだ。

10.そしてGoogle
言わずもがなである。
Googleについての考察は、

Googleよ何処へ。
Googleの全貌
をみてネ。


ここ十年を振り返っても、世の中は激変している。さてさて、これからの十年は、どのような世の中に変わっていくのだろうか。クラウド化の先にあるものは、一体どの様な世界なのだろうか?