iPhone アプリ成功の法則
”iPhoneアプリ成功の法則”を読んだ。
- 作者: 日経BP社出版局
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: 単行本
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iPhoneアプリ開発者の方々や、iPhoneアプリの市場を盛り上げ様と奮闘されている方々の、生の声が聞こえてくる非常に有意義な本である。これからiPhoneアプリのリリースを計画している方や、リリース間もない方にも有益な一冊。
一字一句じっくりと読んでしまった。
2部構成になっており、第1部はアプリ開発者8名の開発話。アプリ開発の苦労や成功のポイントが語られています。第2部は、iPhoneアプリの市場を盛り上げ様と奮闘されている、APPLIYAさんとAppBankさんが市場動向と販売戦略について語っています。
第1部の8名の開発者の方々が語っている話しから伝わってくるのは、アプリのコンセプトを明確に持つこと。いろいろな機能を盛り込まず、シンプルで分かり易くすること。ユーザの声には耳を傾けるが、アプリ(作品)のコンセプトを崩す様なバージョンアップは実施しない。
但し、ユーザの意見は真摯に受け止める。
デザインも重要である。ICONはアプリの顔でもある。アプリ自体のデザイン性も非常に重要である。
非常に印象的なのは、開発者とユーザがダイレクトに繋がっていることだ。これは個人で開発したアプリがダイレクトに全世界にリリースされるからであるが、丁度野菜の産直販売に似ているというか、もっとダイレクトである。
第2部は、APPLIYAさんとAppBankさんが登場です。APPLIYAさんの章は、iPhoneアプリの市場動向を概説しています。(APPLIYAさんは、あのINTO INFINTY Projectにも参画されています。)
AppBankさんの章は、アプリ開発者に対する厳しさと(アプリ開発に情熱をもって接っせよ)、この市場を盛り上げて行こうとする熱い思いが伝わってきます。