FDP展のことなど。

先週の金曜日に横浜パシフィコで開催されたFPD展に行ってきた。何年かぶりにいったので、非常に有意義であった。その中で感じた事を書きます。
全般的には、3D花盛りである。それに、韓国勢強しという印象を受けた。特にSAMSUNGのAMOLEDタイプのLCDは感激ものでした。写真を載せますが、非常にクリアーで、それに何と薄いことか!
(注:写真は、当然iPhoneで撮影。カメラアプリは、EziSnap Zoomを使用。これ無料だし、結構便利。セミナーのプレゼン写真は、5mくらい離れたところからズームして撮った写真ですが、 文字もキレイに写っています。一応あいふぉんネタということで。)




セミナーは、日本画質学会 副学長の麻倉さんの3Dに関する講演と日経BPの伊藤さんの講演を聴講しました。日本画質学会なんていうのがあるのですね。講演者の麻倉さんは面白い方でした。
3Dのデモを体感しましたが、リアリティ感がすごい!の一言。目の前をカモメが飛んでいきます。海の中では、手が届くところをお魚さんが泳ぎ回っています〜。うお〜、今後はどうみても、3Dのコンテンツが増えるな〜。ゲームは当然で、映画も当然、それに擬似体験的なコンテンツも可能性がある。音と感触(これはグローブとかはめないといけないかもしれないが)とマッチングさせると超リアルな擬似体験が、そう遠くない時期に実現するかもしれない。
日経BPの伊藤さんの講演もよかった。いくつかのキーワードを書きます。「リーズナブル・デバイスは応用の拡大にもつながる」これは価格破壊が新しい市場を創造することに繋がります。
「低温で処理する印刷技術は機能の複合化に向いている」これは半導体ですと複数のプロセスを一つのチップに統合することは難しいが、印刷技術はそれを容易に実現できる。夢がありますね。
「社会の中で、コンピュータの機能が役割分担」これはプレゼンの写真にもありますが、アンビエント・デバイスとよんでいます。クラウド化が進みますが、ヒューマンインターフェイスは当然残る訳です。今後、このヒューマンインターフェイスがさらに重要となるでしょう。よりフレンドリーなデバイス、端末機を提供する企業が成長するでしょう。
講演の最後に紹介された、Microsoftが作成した近未来的なシチュエーションのビデオが興味深いです。
リンク先はこちらです。
http://www.officelabs.com/ 
観て損はないです。

日経BPの伊藤さんのプレゼン写真と、おまけの写真です。