Magic Trackpadは極楽である。そしてApple TVに想いを馳せる。

先日のブログで、”Magic Trackpadは快感である”と書いたのであるが、ここにきて、”Magic Trackpadは極楽である”と言いたい心境になりつつある。そう、極楽なのである。
Magic Trackpadを購入したのは、ちょうど一週間前であるが、当初はまだマウスのイメージが消えず、KBの右隣に置いていた。まー、これは普通の置き方であろう。
で、今日使っていてふと思ったのだが、Magic TrackpadってBluetooth接続なのでどこに置いてもいいんだよね、ということに気づいた。
今までは、Safariでウェブの記事を観ていたときは、iMacの画面に身を乗り出して食い入るように画面を見てた。これは疲れる。結構首が痛くなる。それに、マウスを使っていた時は、マウスを右手でずーと握っていて操作するので、結構肩が凝った。
今日突然、Magic Trackpadはどこに置いてもいいのだと気づいたので、ちょっと椅子にゆったり身をゆだね、Magic Trackpadを膝の上において操作してみた。
うーーん、これが結構いける。リラックスして画面を見られるし、画面の操作をMagic Trackpadで全てできてしまうので、楽ちんだ。
椅子にゆったり座るので、ちょっと画面から離れる。画面から遠ざかる訳であるが、ここで威力を発揮するのは、Safariのリーダ機能だ。Safariのリーダ機能って、案外と知らない方も多いのではないだろうか。
Safariの画面で、最上部にURLを表示しているが、そこに”リーダー”と表示されていた場合、それをクリックすると、ウェブ画面の本文のみがちょっと大きなサイズで表示される。これは便利。通常の画面だと、本文以外に広告表示や他の情報が表示されており、本文を読むときに結構注意をそらされて、読むことに集中できない場合がある。Safariのリーダ機能は、このわずらしさを一挙に解決してくれる。
ちなみに、iOS5にはこのSafariのリーダー機能が搭載される。これって、ちょっとしたことだけど、結構便利になります。
iMacに搭載されているSafariのリーダー機能はこんな感じです。
まずは、通常の画面。本文意外にもいろんな情報が表示されます。

URL表示の右にある”リーダー”をクリックすると、本文のみがこんな感じで表示されます。バックはブラックで、本文のみがくっきりと表示されるので集中して読めます。まさに、すぐれものです。

まー、そんなこんなで結構Magic Trackpadの使い心地が良くなったわけですが、このリラックスした気分でMagic Trackpadを操っていた時、あれっ??これってなんとなくTVを見ている気分に似ているな〜と思ったのでした。
そこで、はたと気付いたのです。Magic TrackpadをiPadiPhoneに置き換えても同じだと。
iPadiPhoneをマルチタッチの入力デバイスとして使用してもいいわけです。
そうなのです。AppleTVの画面がMaciPadiPhoneの画面に早変わりし、画面の操作はiPadiPhoneで行うのです。
最近iOS5の新しい機能を紹介する記事がありました。iOS5には、iPadのMirroring機能があるようです。
ビデオはこちらを観て下さい。
Mirroring機能があるということは、完全な画面コピーもできるし、一部のMirroringもできるはずです。例えば、ソフトウェアKBは表示せずにドキュメントのみをAppleTVで表示し、iPadにはソフトウェアKBが表示されており、KB入力はiPadから行うといったこともできるはずです。
お〜、こうなるとAppleTVの表示画面は、単なる表示画面というより、iPadと融合した画面となります。iPadを操作画面とし、AppleTVを表示画面とするわけです。
AppleTVがiPadiPhoneの実現している機能を受け継ぐことができるのです。そして、操作はiPadiPhoneで行えばいいのです。

WWDC2011では、この辺の機能はあまり公になっていませんでした。iOS5は秋にリリースされます。その時には、おそらくスペシャルイベントが開催されるはずです。もしかしたらスペシャルイベントでは、AppleTVの刷新も大きな話題となるのではないでしょうか。
秋が待ち遠しいですね。