AirPlayが世界を変える。

iOSが4.2にアップデートされた。目玉は何と言ってもiPadの大幅な機能アップである。アップデートに関する紹介記事をいくつかピックアップしてみる。
まずは、林信行氏のレポート。非常にうまくまとまっています。
「iOS 4.2」ついにリリース――登場8カ月目のiPadを一新するアップデート
非常に注目すべきは、AirPlayの機能です。この記事の中でも、AirPlayの可能性が強くうたわれています。
”今回、筆者が個人的に一番衝撃を受けたのは、実はこの「AirPlay」のデモだ。”とまで記されています。
このAirPlayの応用として、
”これなら、いずれ会議室のテレビに、Apple TVをつなげておけば、参加者がそれぞれのiPadからプレゼンのスライドをワイヤレスで表示できるようになりそうだ。”
とも記しています。AirPlayは他にもいろんな利用法がありそうです。
この記事ににもありますが、おいらもAirPlayって単純にiPadの画面がTVに表示されるだけか、といった認識でした。確か、WWDC2010でもジョブズ氏がデモをしてるのですが、それほどその内容が印象に残っていません。
ただ今回公開されたコマーシャルビデオやYouTubeに投稿されたビデオを観ると、印象が一変します。iPadも、また別物に生まれ変わっています。
そしてなによりも驚いたのは、AppleTVがAirPlayを利用することによって、魅力が倍増したことです。
まずは、デモのビデオを観てください。(記事はこちら。Airplay is live y’all)手元のiPadで観たいコンテツを選んで、しゅっとTVの画面にコンテンツの画面を飛ばします。まさにAirPlayですね。

AirPlayに関する記事は他にもあります。
iOS 4.2の目玉機能「AirPlay」は、こんなに便利だっ!
iOS 4.2の目玉機能「AirPlay」でシームレス映画鑑賞が実現した!
「AirPlay」で快適連携! − iOS 4.2 + Apple TVの使い勝手を試す
どれもこれも好評価ですね。
AirPlayは、iPhoneでも利用可能です。(注:残念ながらiPhone3Gはサポートされない。)iPhoneの小さな画面ではなく、TVの大きな画面で写真やYouTubeなどのコンテンツも観られるわけです。便利ですよね。
iPadiPhoneとの連携によってAppleTVも生まれ変わってしまいした。

そしてさらに重要なことは、コンテンツをシームレスに鑑賞できるということです。外出先で鑑賞していたコンテンツの続きを、中断していた箇所からTVでも引き続き鑑賞できることです。
このサービスは重要で、ユーザが実行したいことを、デバイスを選ばずに、シームレスに実現し完了させることができるということです。
この発想は、コンテツの鑑賞以外にも応用ができそうです。
今後、タブレットの市場に多くのメーカが参入しますが、またしてもAppleは競合他社を一歩先んじて進化していますね。